#ご挨拶 どうも桂馬です。 雪が解けて川になって流れていったと思ったら、夏だ節電だエアコン29℃設定だ、ということで、今年は例年になく厳しいやりくりが繰り広げられるのだろうな、と思うと、先進国とはいったい何だったのかという気分になったりね。
#本題 そんなわけで、2012年7月8日 日曜日に行われたDevFestX Japan 2012 Summerというイベントに参加してきました。
こちらのイベントは、日本各地にAPI Expertの方々が左遷、もとい出張されて開場でお話しするというものなのですが、Google+のHangoutを使い各会場を繋ぎ、例えば九州開場と東京開場のAndroid API Expertのお話を四国開場で拝聴するということを実現する実験的な試みがなされました。 四国ではChrome API Expertの吉川 徹さんをお招きしての開催となりました。
こちらは四国開場からの参加で、スタッフとしてのお手伝いは主にHangoutのスクリーン切り替えとボリューム調節と映像ソース切り替えを行ってました。まぁ要するにHangoutをストレスレスに繋ぐ係でございます。 高松入りするときに、ゆこたんさんとの会話で「ネット中継で各地を繋ぐイベントで良い思い出がない」という話をされており、また僕も経験上ネット中継の渋さというのを知っているので、今回はどうなるのかしら、と期待と不安がありました。
そんなわけで13時の開演までにテストを、ということだったのですが、会場設備の不調などもあり、四国はいろいろ12時くらいまで右往左往しておりました(主にTamさんと会場の係の方が)。
##レア端末をペロペロ
その隙にNexus Qを我が物にしようと努力したのですがNexus Qが拗ねてしまってペアリングに失敗します。
fastboot oem unlockするぞクソ球体め
接続されて何も反応がない状態でも、インテリアとしてなかなかの近未来感を演出しており好印象です。
他会場(たぶん東京会場かな?)ではNexus Qのセットアップが出来て音楽再生がスムーズに行えたようですが、良い感じのヴィジュアライザーが搭載されている雰囲気でした。イイナー
fastboot erase userdataすれば良かったかな・・・
Nexus 7も触りました。 これは買いですね! 199ドルで手になじむ触り心地と7インチという大きすぎず小さすぎずなサイズ、そしてJelly Beanの軽快なチューニングはコスパ良すぎると思いました。 裏面のNexus 7の大きなロゴ、ださいなと思ったのですが、会場に参加されていた方のkindleと見比べると、ああなるほどと思いました。 なるほど確かにkindle対抗と言われるだけはありますね。
Chromeboxはインターフェースが充実しているな、という印象です。背面にUSB端子4基とDisplayPort2基、他にも色々端子を備えています。
あと、ADK2012なんかもありました。これはちょっと僕には触りづらいモノでしたが、形状とか付属品とかがめっちゃ豪華だったので欲しくなったw
Jelly Beanが入ったGalaxy Nexusもありましたけど、僕のGalaxy NexusちゃんはJelly Beanが入っているのでゲフンゲフン
##開演、そして 13時に開演ということで、諸々支度して待機。 AndroidアプリのClockSyncで正確な時を確認しながら作業をしました。 (休憩時間等をそろえて各地を繋ぐ都合で、割と正確な時間を要求された具合です)
どのような発表がなされたかについては、adakodaさんのBlogをご覧ください。 [Google] DevFestX Japan 2012 Summer に参加してきました - adakoda
個人的に印象に残っている出来事を書き記します。
- JellyBean試食で会場から人が消える四国会場
- やたらとテンションの高い九州開場と、それにつられてテンションが上がっていく各会場
- 名古屋の引っ越し侍、ご苦労様です
- Google+ Eventとか誰が使うんだよと思ったけど今回使ってみてAndroid版のパーティーモードが超便利だということに気がついた( こんなかんじ )
- 実際どのような写真が撮影されたかは こちら をご確認ください。いろいろ変なのが混じってるのがポイントです
- RolandのVR-5という機材が欲しい。30万くらい。
- 終了直前に東京が落ちる。裏で各会場が「Googleさんありがとう」と言うと打ち合わせ。でも東京復活しない。18時に会場返却だったので焦る四国会場。ギリギリgdgdな感じで終わるw
##総括 Hangoutで各地を繋ぐ事例は殆ど無くて、しかもこれだけ大がかりに仕掛けるというのは多分DevFestX Japanが初ではないかな、と思ったりしました。 これは世界に先駆けて流行るかも知れません。 こういう変態じみたことをやるのは日本人得意ですねーとか思ったり。
あと、Google+ Eventを活用した事例としても有効だったかな、と思います。案外、各地で同じ事をやるという場合においてGoogle+ Eventは使えると思います。 (でもそういうイベントそんなにないよね・・・) まぁ大きな会場(GDDとかライブとか)でGoogle+ Event使ったら死ぬほど楽しいと思いますね!各地主催者様どうですか!どうですか!
この2つに共通して言えるのは、感情の共有だと思うのです。今までは、実際に赴き集まった人だけが感情を共有することが出来たのですが、いよいよ現地に集まることなく仮想的な大空間に集合することでの感情の共有が手軽に実現できるようになったということでしょうか? 先行事例としてはニコ動・ニコ生がありますが、あれはP2Pで言うところの中央サーバー方式みたいな具合で、メインサーバーに位置づけできるコンテンツなりオーガナイザーがなかったら機能しないのですね。 今回、DevFestXでは東京会場がイニシアチブを取っていたものの、別に東京開場が中心となって各会場を取り仕切っていたわけではないように思います。ということは、P2PでいうところのピュアなP2Pと言えるかも知れない。 (P2Pで例えたのは、うまいたとえが思いつかなかったからだよ!!!!!)
そんなわけでlycheeさんのこのツイートに集約されます。
“今回のサテライトのやり方はとてもいいな。こういうことがやっとできるようになったというべきか。今までと違って東京/地方の差が出にくいので地方の人にも参加してるっつー意識がでそう。 #devfestx” https://twitter.com/lychee/status/221873380897460224
僕はこれを「感情の共有」とまとめましたが、DevFestXに参加された皆様はどのように感じられましたでしょうか?