はじめに

コロナで世界が大騒ぎですがいかがお過ごしでしょうか。

世界が不安定な情勢のなか、Qiitaがやらかしてしまいましてね。。。 まぁ、なっちまったものは仕方ないので、Qiitaの記事を当ブログにimportしました。そのやり方を備忘的に。

1. yumetodo/qiita_export_all を使ってMarkdownと画像をエクスポートする

すばらしいツールに多謝。やり方はREADMEのとおり。

$ QIITA_ACCESS_TOKEN=foobar123456 npx qiita_export_all -o ./qiita/

2. 以下のスクリプトを回してfrontmatterを整えたりファイル名を整えたり

Hugoが受けつけることの出来るfrontmatter付きのmarkdownを生成します。あとファイル名はお好みで。

以下スクリプトは上記パスで言うところの ./qiita/ 配下に置くようにしました。

なお、以下のスクリプトは僕の環境において有効なので、皆さんが利用される際は適宜調整する必要があります。

依存関係はこんな感じ。package.jsonを用意する。 dayjs は好み。

  "dependencies": {
    "dayjs": "^1.8.23",
    "glob": "^7.1.6",
    "glob-promise": "^3.4.0"
  },

用意できたら以下コマンドを実行。

$ node hugofy.js

TODO: 画像がQiitaのS3を指したままになっているが、exportされたファイル名との関連性がなくて難しい。どうしたものか。。。

3. Hugoに置く

僕は ./content/qiita/{markdown} に全部置きました。 このあたりは使っているthemeによるかもなので参考までに。

終わりに

Qiitaの運営方針の相容れなさは昔からなんとなく知ってたものの、 「ただの技術ドキュメント置き場(あと承認欲求を満たす場)」として認識していた俺からすれば、 そこはそれほど問題になってなくて、相容れなさはあれど俺が迷惑被らなければ問題ないかな、という具合でした。

この度のユーザーページのリニューアルで、 「投稿した記事」「LGTMした記事」(いいねした記事)、そして「読んだ記事」という項目が表示されるようになったようです。

前者2つはこれまで公開されていた情報なので良いとしても、 「読んだ記事」という行動アクティビティが全公開されるようになったのは予想外でした。利用規約改定のお知らせからも、まさか自分の行動ログがこのように使われるとは想定していなかったです。

今回のリニューアルは、僕からすると対話の余地のない一線を越えたと感じたため、Qiitaのアカウントを削除せざるを得ませんでした。

これは僕自身のポリシーの問題もあるものの、コメントを頂いていたり、編集リクエストを頂いていたり、ストックしていたりブックマークされていた方には大変ご迷惑をお掛けし申し訳ないです。 僕がQiitaに公開されていた記事は、このブログにてimportしてあるので、今後はそちらをご愛顧頂ければと思います。

いつの頃だったか、だいぶ昔の話ですが、Qiitaの中の人から「Qiitaを読んでる一方でほとんど書いてないのはなんで?」というユーザーインタビューを受けたことがありました。マンションの一室だったと思います。「スタートアップだな〜」って感想と、ユーザーからの生の声を聞くことを大事にしているとのことで、とても感銘を受けた記憶があります。

その後、そういった経験もあったので記事を書いてみて、いいねが付いて嬉しくなってコツコツと積み上げて、 しまいに1000contributionを達成したときはとても嬉しかったです。

Increments社もその後、マンションの一室からオフィスビルに引っ越したり、バイアウトされたりしました。

これまでQiitaで得られた知見や、技術を共有するというモチベーションは他では得がたいものがあったと思います。 それ故にこういう形で袂を分かつことになってしまい、大変に残念ではあります。

今後もいち読者としてQiitaは活用させていただくとは思いますし、Qiitaで経験した情報をシェアすることそのものは続けていこうと思っています。 Qiitaの益々のご発展をお祈りしております。