これも前回と同じく、思い出しながら。
しかしながら、非常に中身の濃い一日だったと言える。
思うに、異文化と接するというのは新鮮なんだな、と。
桂馬さんの長い一日をお楽しみください。

東京駅 八重洲口付近でクソ重い荷物を抱えながら、うろうろしていた。
俺はあのとき、猛烈な空腹とのどの渇きを覚えた。飢えた獣のごとく地下道を右往左往していた。
しかし、田舎モノの俺は、「東京は眠らない街である」というのが全くの嘘だということを知らなかった。
まず、地下街の飯屋は8時に開く。きっちり寝てんじゃねーか。

 

△八重洲口のマップ。広大ではあるが、あのときすべての店が眠っていた

これでは駄目だ、ということで、マクドナルドを探すことにした。
そこはAndroidが優秀だった。Googleマップで「マクドナルド」と検索。
これで周辺のマクドナルドが一覧できる。素晴らしい。
だが、端末に入れたカスタムROMが駄目だった。
GPSモジュールの認識が甘めで、数秒おきにGPS探知をしなくなった。畜生め。
そんなわけで、ちょっと残念な端末を頑張って操作しながらマクドを探しに地上へ。
そして重い荷物を運びながら、マップの示す先に付いた。
・・・閉まっている・・・だとっ!
どうも地下街と併設されているようで、閉まっているらしかった。畜生め。

そんなわけで、拗ねながら東京駅 日本橋口に移動。ふとみるとスターバックスコーヒーが。
とにかくクソ重い荷物を置きながら、今後の予定を立てたかったので、スタバに寄った。
東京のスタバは回転が速かった。そして、客も通い慣れているのか、勝手を知っているようだった。
そんな中、人生初スタバを異国の地で捧げた俺は、勝手が分からないので、
メニューの一番上、スターバックス・ラテを注文した。

荷物を傍らにどんと置き、リュックを荷物の上に置く。そしてコーヒーをすする。熱い。
そしてこれからの作戦を立てた。
まずはホテルの近くに行こう。どうせ駅の近くにはマクドがある。そこで休もう。
そしてチェックイン時刻になったら、ホテルに入ろう。そして、勉強会まで観光しよう。
これだ。

というわけで、コーヒーを飲み干したらスタバを後にし、東京駅で切符を買い、南千住駅に移動した。
ここでもAndroid端末は便利であった。ジョルダンの「乗換案内」をつかった。
思うに、東京で生きると言うことは、情報機器を操れるかどうか、というところが強いと思う。
まず路線を覚えるのが無理だ。東京の路線は複雑怪奇だ。本当に。マジで。

ここでふと思うのは、俺は1年半前にも東京に来たことがある。
そのときも今回と同じような目的で上京した。そのときはガラケーだったが、
携帯の路線検索サイトを駆使して、あちこちフラフラと移動することが出来た。
結局のところ、東京という街で生きるには情報に敏感でないと死んでしまうわけだ。
彼らが最新の流行に敏感なのは、そういうところもあるのかも知れない。

さて、南千住のマクドナルドに到着した。ここでもスタバと同じく荷物を置いて、朝マックを頼んだ。
1時間ほどかけてソーセージエッグマフィンセットをむしゃむしゃし、2時間ほどDesire Zをいじる。 
正直、3時間も同じ場所にいるのはしんどかった。
流石にしびれを切らしたので、チェックイン時刻前だったが、ホテルに向かった。

△あさまっく

右肩に荷物を抱えて移動したが、右足に甚大なダメージが蓄積されていった。
これを執筆している段階でも、まだ右足が捻挫したかのように痛む。
ホテルに着いたが、チェックイン前だったので荷物を預かってもらうのみであった。
それでも、あのクソ重い荷物を切り離せたのはラッキーだった。

さて、南千住の町から、東京の新名所である「東京スカイツリー」が見えた。
それにテンションが上がったので、スカイツリーのほうに向かって全力で歩いていった。

△南千住の町からみたスカイツリー。でかい!近づくぞ。。。

だが、いくら歩いても近づいてこない。おかしいな、東京タワーのときはすぐに近づけたのに。
最接近したのは、川まであと数キロ、という地点。
これ以上行くと帰ってくるのが大変だ、そう感じたので、やむなく引き返すことにした。 

△最接近した地点でのスカイツリー。絶対裾野から見てやるぞ!

さて、スカイツリーを追いかけ回すのも疲れたので、東京のコンビニ巡りをした。

ローソンは、見た感じ俺の働いているところとそこまで品物に違いがなかった。
ここのローソンはビルの1Fを店舗としているタイプである。
ただ、道路に面した窓のところに液晶テレビが2台置かれており、そこに広告が投影されていた。
流石東京、というところか。
ただ、なんだか小汚く、薄暗い。品物も煩雑であった。

サンクス(セブンイレブンだったかもしれない)も観察してみた。ここはふつうなたたずまいだった。
ここのトイレで用を足し、流石にトイレだけ借りるのはアレだと思ったので、
昼食を買って店を後にした。
ここも、どうも照明が暗い印象であった。

さて、ちょうど良い時間になったので、ホテルにチェックイン。
俺の部屋は三畳一間の空間で、トイレや風呂は共同である。 
テレビ、冷蔵庫とエアコンがあり、ベランダに出ることが可能。
そして何よりネットが使い放題。イイネ!
寝てネットしてメシを食うだけならば充分すぎる空間である。 

早速、PCをコンセントに繋いで充電しながら、携帯をUSB端子に繋いで充電し、
ネットに繋いでオフラインデータの同期を行った。
そして、何故かふとんを敷き、寝転がった。

・・・・・・。

気がついたら5時過ぎていたとおもう。寝てた。
「やばい!勉強会遅刻だ!!」
焦った。やばい。やっちまった。LT参加するのに遅刻とか洒落にならん。
しかも、ホテルで作ろうと思ったLT資料は未完である。まずい。まずい。
とにかくリュックサックにPC等の必要な持ち物を詰め込み、ホテルから出発した。
大急ぎで路線検索を行い、切符を買い、電車に乗り、会場近くの川口駅に向かった。
なんとか会場の会議室に到着した。数分遅刻したが、許容範囲内であった。 (多分。。。)

Androidの会 埼玉支部 第5回勉強会は、まぁ詳しくはリンク先みろよってことで。
それにしても、埼玉支部の勉強会は四国支部のそれとは違ってかなり先を進んでいるように感じた。
GoogleAPIを使わないアプリ内課金の話や、某企業の某端末の話、
そしてアプリ紹介サイトの運営者さんのいろいろなお話など、
そんな中でLTをさせて頂くというのは非常にありがたいことである。 

実は申し訳ないことに、上記項目の間、LT資料を作成していた。
まぁその時間中ずっと作っていたわけではないものの
(バス車内で7割はできていた)、完成ではなかったので仕上げに入っていた。
いやはや、なんとも申し訳ありませんでした。 

さて、LTひとつめは、Androidのセンサー群をつかって道路状況を調べたり、
GPSを使わずに3G基地局の位置から現在いる駅を調べたりをされている方の発表。
すごくおもしろかった。非GPSというのはAndroidにおいて位置をとってくる最良のアイデアである。
GPSは電池を非常に食う。GPSは精確な制度の時間とセンサーを使う。
正確な時間を取るのにネットワークも使うので、本当に電池を消耗する。
それがネットワークの、少々のパケットで済むのであれば最良と言える。
本当に面白いLTだった。その後に、俺のふざけたLTですよ皆さん。

#Google信者なので、GoogleDocsがodp対応されたら、ここに埋め込むかもしれないw#

さて、LTが終わり、懇親会へ。

△懇親会会場。エビスという名前の居酒屋さん。

この居酒屋では、なんとエビスビールが飲み放題。というわけでガンガン飲む大人たち。
俺も飲むんだけど、ビールそこまでおいしいと思わない人なんですよね。。。まだガキです。

ここで、変に知識をもった大人の悪ノリが発動する。詳しくはこちら。
と思ったら動画非公開になってるワロス。ヒントは、「REGZA Phone,ビール,防水検査」。

懇親会では、いろいろとためになる話を聞くことができる。
俺はまだ就職活動を始めていないけれど、それでは実際に就活はじめたらどうすればいいのさ?
と言うような話を伺うことができた。
あと、人の縁とは恐ろしいモノで、
十数年ぶりに、ある方と、その叔父が同じ勉強会にいるということがあった。 俺を挟んで。
凄い。びっくりした。

というわけで、ホテルの門限が一時なので、ちょっと早めに撤退してホテルに帰った。
いやはや、実に良い経験になりました。
Androidの会 埼玉支部の皆様、ありがとうございました。

そして俺の旅はいよいよ本格化し、この日も5時間程度しか睡眠を取れなかったのであった。

続く。。。