はじめに
NASのOSをUnraidに切り替えました。
・・・が、あんまり言うこともないので箇条書きメモだけ公開して終わろうと思います。。
メモ
- Proliant Microserver N54Lを使っている
- 2014年7月に購入したらしい
- 前々世: Ubuntu
- なんでもできた
- なんでも出来なくて良いから手軽なのが欲しい
- 前世: XigmaNAS
- ZFSがネイティブで使える
- ソフトウェアRAIDも組める
- ほどほどに制約がありつつも拡張性が高い
- FreeBSDベースでコマンドの互換性が時々なくて混乱する
- もっと手軽に管理したい(ストレージ設計をミスるとリカバリーが苦しい)
- Synology or QNAP or …?
- NAS専門のハードウェアは至れり尽くせりで良いな~と思った
- しかし価格が高い・・・。リプレースするにはちょっとスペック高すぎる。
- Microserverが12000円ってのがちょっとおかしい
- 現世: Unraid
- 有料OS。常設ストレージが6つくらいだと60ドルくらい。
- JBOD + Parity なHDD構成が組める
- HDD挿したら容量増えるような気軽さがある
- ParityがあるとIOがめっちゃ下がるので、SSDやNVMeストレージを足して高速化できる
- UIは分かりやすい
- プラグインシステムが気が利いている
- DockerやVMに対応している(若干持て余しているが)
- 移行方法
- NASから外付けHDDにファイルコピー(unraidはZFSやソフトRAIDのマウントをサポートしていない為)
- IOのスピードが出なくて(HDD理論値の半分も出てない)4日ほどかかってツラい
- unraidが入ったUSBメモリを挿す(以降ここからブートするので挿しっぱなし)
- 外付けHDDからNASに書き戻し
- IOスピードが出なくて3日ほどかかる
- Parityディスクが有効になっていたせいだと分かり、途中でParityアレイを落としたら速度改善した(データが揃ってからParityを作ればいい)
- 細かな設定やHDDの継ぎ足しなど
- NASから外付けHDDにファイルコピー(unraidはZFSやソフトRAIDのマウントをサポートしていない為)
- 困ったこと
- ネットワーク越しのファイル転送、序盤は1000BASE-T理論上限値が出るのに後半から10MB/sしか出なくなった
- 原因: Parityとストレージ両方に書き込みをすると、PCIe 2.0或いはSATA 3Gbpsの帯域を食い潰してしまう
- 対策: Parityを使わないCacheドライブを用意し、時間差(夜中か昼のある時間)でファイルコピーをする
- ネットワーク越しのファイル転送、序盤は1000BASE-T理論上限値が出るのに後半から10MB/sしか出なくなった